オレンジホームケアクリニックが食支援と口腔ケアに関するハンドブックを作成しました

 関連法人であるオレンジホームケアクリニックにおいて昨年からご自宅で療養される方の食支援や口腔ケアに関する研究を行ってきました。その間、患者さん家族、連携先の医療職、介護職にアンケート調査を実施し、その結果を踏まえながらこの度『「食べる」と「口」のケア ハンドブック』を作成しました。

 
 「あなたの “生きる”に寄り添う」を理念に、これまで私たちオレンジホームームケアクリニックは在宅医療を通して、 たくさんの方々の人生に関わらせていただきました。予期せぬ病気や障害によって変化した日常では、多くの驚き、戸惑いや不安もありながら、喜びの感情にも出会います。その中でも「食」は、さまざまな悩みもある一方で、患者さんやご家族のきずなを深める大切なキーワードだと感じてきました。
 そんな大切な時間をもっと理解したいと、私たちはオレンジホームケアクリニックを利用中の約270名の在宅患者さんにアンケートを行い、食のケアに関する現状、疑問や課題を調べました。その結果、日々の中で「わからないことへの不安」に悩み、「食の経験や時間の共有」 に喜びを感じる機会が多いことが明らかになりました。
 この調査をきっかけに、小さなお子さんからこ高齢の方までのケアのイメージを示すことで悩みを軽減し、患者さんやこ家族だけでなく専門職や地域が課題を共有することで新しい可能性を拡げ、ともにより良い未来に向け歩んでいくためのツー ルになることを目指し、この冊子を作成しました。この取り組みが、 みなさんの「生きる」に「いろどり」を添える一助になれば幸いです。 

下記よりハンドブックをダウンロードいただけます。ぜひご活用ください!


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